DVDで響鬼を見てます。
エヴァ風な意味深を装った謎や奸計,演出的なハッタリやケレン味。 それらとはまったく無縁。いや,それらを意図的に排した世界観がとても新鮮。
スピード感のある刺激を求める子供にはあまり受けそうにない…アイテムやベルトで超常的なパワーを得て悪と戦う…というものではなく,日々の地道な努力で人里に降りてくる化け物たちを退治する。そんな人々の日常を暖かく丁寧に描いています。
ハッタリが無い分,明らかに損をしています(テンポが平坦なので退屈だなと感じることもあります)が,この方向で行こうとしたスタッフの意気込みは評価できます。実在の地名を作品内で使用しているのも特撮系では珍しいです。地に足が着いてる感じが心地よい。
で,わりと有名な話ですが,シリーズ中盤でプロデューサーを含めたスタッフが一新されます。 玩具の売れゆきが振わなかったのと,リアルな地名で実際に田舎で毎回のようにロケをしているので予算が足りなくなった…とか聞きます。
この雰囲気をシリーズ最後まで見られないのかー…と思うと残念ではあります…が, 「最終回のファイナルバトルに向かって!」 というようなベクトルを持った作品では無いので,自分の中で適当に想像をふくらませれば良いのではないかと。
興味のある方はどうぞ,という感じですね。変わっていておすすめです。 | |